発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.なぜ無理な声域までカバーしようとするヴォーカルが増えたのでしょうか。

A.  一つには、音楽や歌の中でほとんどのパターンがやり尽くされてきたということがあるでしょう。そしてまた、音響技術や編集の高度化によって、アカペラでは通用しないような声であっても、作品として完成できるようになったことも大きいと思います。

何よりも、ヴォーカルが、常に高い方、高い方へと声を求め、ファンもそこに関心を持っていったからだと思います。