発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Q198.どうも音程が悪く、個人のレッスンなどでも、とても教科書を使える状況にないと言われていました。自分でも、その通りだと思います。ギターやピアノの音には合わすことができるけれども、自分自身の中から音を発信しようとすると、同じ音(ド・レ・ミ~)の中にいくつか音階があり、安定しません。他のレッスン中も意識していますが、それでよいのでしょうか?それとも、音程は音程のレッスン、リズムはリズムのレッスンと、区別して取り組むべきでしょうか?とにかく、音程の悪さの克服が一番の課題です。

A.音程を正しくとるということはとても難しいことなので、短期間で直そうと思わずに一つひとつ積み重ねることが大切です。「ギターピアノの音に合わすことができる」とあるので、まずそれを確実に身につけましょう。「音程が悪い」というのはもっと生まれ…

Q197.ブレストレーニングのアドバイスしてもらいたいんですけど、深く息を吐く"こつ"はのどを開けるという事なのですか?

A.ことばで答えると誤解や間違いを招く方の多い質問、というものがあります。「深い息」や、「のどを開ける」ということもその代表例です。それを正すのに何年もかかるのです。実際にやっている様子をみてしか、アドバイスは困難です。のどを開けるのは、…

Q196.自分は高音の声が出なく、カラオケにいってもキーを平均4つくらい下げて歌っています。練習次第で出るようになるものなのでしょうか?また出るようになるものであるならば、どういう練習をすれば出るようになるのでしょうか? 教えてください。

A.私のいろいろな著書をよく読んでみてください。やる気があるというのは、手に入る情報は自ら全て知ろうとし、必要と思えば解決できるところに通うくらいの自己投資をすることです。

Q195.後口蓋弓って何?腔洞って何?下咽頭腔って何?

A.体の部分の名称です。家庭医学辞典などで調べてみてください。

Q194.声を出す(吐く)分の息をやや意識して吸い込みます。・・・という部分がどうしても理解できません。

A.ここの表記については、あまりこだわらなくてよいです。吐いた分、入ってくる、でかまいません。

Q193.練習しているのですが、自分の練習プランが良いのかどうかわかりません。

A.練習方法や順番については、文章でのやりとりは不可能です(貴兄の状態も内容もわからず、責任をもってお答えすることはできません)。

Q192.3連符とか4、5連符のリズムのとり方がわかりません。よい方法があれば教えて下さい。

A.日本語の等時性(子音+母音 CV構造で同じ長さになる)を使ってみて下さい。(例) 三連符で4拍、「さくら さくら さくら さくら」など

Q191.曲を聞いて、何分の何拍子かをわかるには、どうしたらよいのでしょうか?2分の2拍子と4分の4拍子など、聞きわけ方がわかりません。

A.手を叩いてみてください。いろいろな拍子の曲を聞くこともよいでしょう。(rf)

Q190.子音のK,N,R,L,V,F,W,Z,の意味がわかりません。

A.子音のことです。これに、a・i・u・e・o がついて、日本語の音となります。

Q189.「あ」と「え」との、中間の音が出てもよいという、中間の音とはなんですか?

A.「あ」と「え」の間の音、「a」「e」という意味です。

Q188.母音のトレーニングで、アエイオウの口のあけ方は?

A.書籍に述べていることを参考にしてください。(rf)

Q187.メトロノームがない場合はどうしたらいいのですか?

A.代わりになるものがないなら、安いものでかまわないので購入してトレーニングした方が効果的です。キーボードについているものもあります。

Q186.メトロノーム4拍で4分音符=80 4分音符=120とは、どのくらいでしょうか?

A.音楽辞典や楽典で調べてください。

Q185.練習したいのですが、まずどのようにすればいいかわかりません。腹式呼吸などができないと、次の章ができないような気がするので。なにから手をつけていいのかわからないのです。やる気はあるんですが。スケジュールみたいなものを作って送っていただけませんか?やり方を間違えたくはないのです。

A.建前でなく本音でアドバイスします。天才でもなければ、人に会わずして本当のことは学ぶことはできません。誰もに共通のやり方、スケジュールなどありません。呼吸法ひとつでも完成などありません。まずは学ぶことができるということがどういうことかを…

Q184.楽譜で、半音ずつ上がっていくとか、下がっていくとあるのですが、ピアノがないので、どういう風にあげたり下げたりすればいいのですか?

A.小さなキーボード(パソコンでも代用できるかもしれません)を買うか、CD付きの本(私のでも可)を使ってください。

Q183.「ア」の発音がとにかく浅く、ひらべったい。

A.「ア」が、よくあるうすっぺらい「ア」のときは、しばらくは「オ」の母音で口の中を広く使うようにしましょう。

Q182.音程がとりづらい理由は、自分では発声にあると思うのですが、どうですか?

A.もっている声を、母音の使い方で無駄にしてしまっていることが多いと思います。

Q181.マイナースケールについて知りたい。

A.ナチュラル、ハーモニック、メロディックの23種類があります。(rf)

Q180.リズムのとり方について、表と裏を聞いて「イチ ニッ サン、イチ ニッ サン」でリズムをとるように、それぞれの頭の音が3連符の1番目と3番目だったと思うのですが、リズムで跳ねるように歌うことは、間違っているのでしょうか。

A.歌い方に間違いがあるのではありません。どのようにリズムを感じていても、それが歌として外に表われなければ伝わりません。まず、曲の元になっているリズムが、歌のラインとは別に、体の中で動いていなければならないということです。また「跳ねるよう…

Q179.ブレスの練習について、ゆっくりでないとまだうまくできないが、早くやらないと効果はないのか?

A.(口を閉じて鼻から吸い、鼻から出すという方法が)早くできなければ、できるスピードでよいでしょう。筋肉がついてくると、次第に早くできるようになります。

Q178.声を出すときは、まったくのどを意識しないのですか?

A.目的によります。一概にいえることではありません。

Q177.体から訓練する方がいいのか、響きからがよいのかわからない。

A.よい歌い方ができて、はじめて歌うための筋肉は使われます。訓練をはっきり2つに分離させるのはどうかと思います。

Q176.息を一定にコントロールするトレーニングの中で、「声を出す分の息をやや意識して吸い込む」と書いてあるのですが、それをすると息の支えができるトレーニングになるのですか?

A.息の支えなどについては、その意味がわかるにもずいぶんとかかります。トレーニングはそれに近づくための一手段で、「~をしたから○○になる」とは言えません。しかし、何でもやってみることからなのです。(rf)

Q175.3度音程をとるコツは?

A.和音でとる。もしくは間の音を歌ってみることです。

Q174.エチュード以外の曲をする時も拍のアクセントを気にしますか?

A.初めての曲を見る場合、拍子は曲全体の雰囲気をつかむ、とても重要なヒントになります。それ以外にも、私たちは歌詞のあるものを歌うので、歌詞のアクセントの位置が必ず強拍に入っています。例外の時はやはり何らかの意味があるのではないかと考えます。

Q173.丹田を正しく感じて歌うことと、支えを下げることはちがうのでしょうか。

A.丹田を正しく感じて歌えるということは、支えが下がっているということです。正しく感じるというのは、ただ、力を入れて固くすることではありません。

Q172.胸の力を抜きたいのですが、どうすればいいですか?

A.肩甲骨間を狭め、胸骨を前に出す胸骨体操をしましょう。

Q171.体のバランスが悪いのですが、どうしたら直りますか?

A.どう悪いのか、どこの力が抜けていて、体のバランスが崩れているかを、知ることから始めます。あとは、体操などによって歪みを整えていきます。

Q170.イメージをそのまま声に出していくのであるなら、やはりそのイメージにあう音色(声)に無意識に変化するのでしょうか。それとも、それはつくっているだけなのですか。

A.ことばでは意味をなさない問いです。答えようがありません。イメージを豊かにもつのは大切なことです。

Q169.前傾の姿勢で息を吐いていると、ときどき前腹がものすごく圧迫されて痛みを感じるときがあります。これは、力を入れすぎているからなんですか?それとも、毎日、息吐きを続けていると、そのうち感じなくなるのですか。

A.痛くなることはありません。無理はしないことです。