発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.海外で出会った日本人同士があいさつしないのは、どういうことなのでしょう。

A.みんな声を掛け合うことがよいと思っているのに、そうしないのでしょう。日本人の同胞意識の欠如でも、日本人は日本人だけで固まりがちなのでよいのでは。海外にいってまで日本人同士話す必要がありますか。(♭б)

Q.日本人の歌がカン高く聞こえるのは、なぜでしょうか。

A.これは歌い手の声が浅く、音の高さより音色がそのように感じさせてしまうのです。同じ音域を使って歌う海外のヴォーカリストのハイトーンとトーンが違うのです。ヴォリューム感がないためなのです。 プロといえる声の基本技術をもった歌い手が日本に少な…

Q.男性は声が太い人が少なくなりましたね。

A.私は力関係が表わされていると思っていますから、もはや歌が世の中をひっぱるのでなく、わき役にまわったということのように思えます。女性の低声化、男性の高声化は、まさに女性優位の世の中を象徴しています。そういえば、ウーマンリブ運動以降のアメ…

Q.一般的な日本人の声の特徴は?

A.日本人では、男性の声はのど声で、こもっていて、聞きづらく、それよりは少し高いほうがよいということなのかもしれません。 日本人の浅くて、か細い声、これが、日本人の声が、外国人に評判が悪くなる理由の一つなのです。 日本人は開国以来、欧米人の…

Q.人の目が気になります。

A.多くの人は、(伝えた結果、どうなるか)とか、(こう言うと人にどう思われるか)などと考えている。それはおかしい。話した結果に対して責任をとる覚悟がないから、話に説得力が出ない。 伝えたい内容は、その時までに考えることであり、人前に立った時は、…

Q.うまく話せないから自信がないのですが。

A.自信がないから、うまく話せないという悪循環になる。これは、たくさんのことを考えすぎるからである。あなたは、発表者として期待されている役割を演じればよいだけだ。多くの場合、台本も内容も整っている。そうでなければ、そのことをしっかりとやら…

Q.自分の話し方の弱点を知りたい。

A.なぜ話すのが苦手なのか?この答えのほとんどは、「話のトレーニングをしていないから」ということに尽きる。文章を読んで、それをテープに録音して、それを聴いてみる。そこから、スタートしよう。(Э)

Q.声を現実に活かす勉強はどこからはじめるべきですか。

A.「お金なんて幸せと違う」「他の人に頼って生きていきたくない」 本当はそんなことではないのは知っているのに、目的とプロセスを直視したがらない人も少なくないのです。 何かしら自分が学んだことや、理論で正当性を得たいのです。そういう人には、最…

Q.毎日、使うためにどうすればよいですか。

A.人に声をかけるようにしましょう。 1.今日は誰に 2.何声かけましたか(♭б)

Q.他の人に自分から声をかけるのは苦手です。

A.声かけのための声とスレーズを用意しましょう。 どういう声をかけますか。いくつか考えてみましょう。 「お元気ですか?」 「がんばってください」 「おひさしぶりですね」(♭б)

Q.エコーについて知りたい。

A.カラオケでよく使われているエコーは、エフェクターのなかで、もっとも知られているものです。エコーをつけるだけで、歌の印象はずいぶん変わります。地味で単調だったフレーズも華やいだ感じで、心地よくなります。 その他にもいろんな効果をつけるエフ…

Q.リヴァーブはどう使えばよいのでしょうか。

A.リヴァーブは、残響音に似た効果をかけます。これにも、ホール、教会、鉄板(プレート)、ルームなど、いろいろなタイプがあります。風呂場の声のように、音に厚みと奥行き感を与えます。これは、音楽では特に重要な要素です。(カラオケでエコーと呼ん…

Q.ヒットソングはキィが低いのですが。

A.一時、ヒットソングはキィが低くなったといわれていました。歌がヒットしなくなりカラオケでのヒットをねらって、一般の人が歌えるようにキィを低くし、音域もせまくして曲をつくる人が増えたためといわれています。しかし、その後は歌手の歌もカラオケ…

Q.声に大切な水分について知りたいです。

A.鼻の中から喉、気管支、そして肺の中の肺胞へと、びっしり生えている繊毛の絶え間ない活動によって、呼吸器官は空気中のさまざまな細菌や異物からガードされているのですが、それを可能にしているのは、繊毛を覆っている潤いたっぷりの粘膜です。 そして…

Q.呼吸は、なぜ声に大切なのですか。

A.呼吸は、声にとって、とても大切なものです。呼吸に余裕があると、声はとても出しやすくなります。それは、呼吸器官の一部に、声の出発点になる声帯があるからです。声帯がないと声は出せませんし、声帯を空気が通らないと、呼吸はできません。ですから、…

Q.鼻呼吸をした方がよいのですか。

A.レッスンメニュとしての口呼吸は、なかなか効果的なのですが、日常生活でも口呼吸をメインにしてしまうと、喉や声帯を乾燥やほこりや細菌から守ることが難しくなってしまいます。ですから、日常生活では、鼻呼吸をメインにすることがおすすめですが、これ…