2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧
A.音の大きさというのと強さというのは違うのでしょうか。 音圧、音の強さ、大きさ、ヴォリュームということでは、同じです。音響的、物理的な定義ではそうなります。ただし、使うときに、それをわけている人もいると思います。どちらかを、発信源の強さ、ど…
A.やはり同じパートの方が教えやすいので、その方が多いようです。特に先生の方がそのほうがやりやすいので好みます。ただし絶対ではありません。異性の方が、まねしにくい分だけ、本質的なことを理解しやすい場合もあるのです。
A.音感からいうとそういうことになります。男性は、声変わりの前までは、女性と同じ声域で歌っていたわけですから、慣れているわけです。それに対し、女性は男性の声域を使うということはほとんどありません。ただし、これは声域の問題だけで、むしろ、女性…
A. 確かに、同性の方が、まねるにはよいと思いますが、音楽ということを勉強するためには、1オクターブの違いぐらいは、慣れていくことです。男性の場合、難しくないと思います。そもそも、ピアノと人の声は違うのに、合わせているわけです。同じ高さと思っ…
A.多くの日本人にとっては、外国語で歌った方が下手になると思います。ただ、コピーをするときに、外国語で歌うと洋楽っぽい曲に対しては、声が出やすいのでしょう。外国語の発音のところは、ネイティブな人でもなければごまかされてしまうのです。日本人は…
A.楽譜というのは、あくまで演奏の元になるものであり、絶対的なものではありません。 ポップスの場合は、歌唱から楽譜をつくり、市販するので、採譜をした人の考え方によって変わります。こういうケースは、昔なら連符で処理をしたのですが、今は、言葉を等…
A. 実際に多くの歌は、日本の歌でもできていると思います。ただ、海外の外国語の歌に比べては、若干無理があるのは否めません。私のいう「メロディ処理」は、そういうことを踏まえて、述べているのです。浅く、薄い声では、どうしても、音の高低、メロディ…
A. それにこだわった作曲家もいます。山田耕筰などは、日本語の高低アクセントに沿ってメロディをつけた第一人者です。しかし、いろんな歌をみたら、そんなことを考えている人はあまりいません。理由は2つあります。メロディを重視している場合は、高低アク…
A.外国人のように歌えるということと、プロになるということは全く別のことです。外国人が日本に来たらみんなプロになれるわけではありません。また外国人のように歌う必要もないでしょう。
A.歌は普段の声に比べて、長くしたり大きくしたり、変化させたり、かなり呼吸のエネルギーを使います。それに足りていないということです。
A.一般の日本人の場合と歌い手というのは、わけて考えなければいけないと思います。日本の邦楽の歌い手や、民謡、あるいは昔からの伝統芸能などをやっている人が、腹式呼吸ができていないということはありません。一般の人でも、大きな声を使ったりカラオケ…
A.そういうことではありませんが、しっかりと腹式を使ってしゃべっているような人に比べて、その傾向が強いということです。胸式呼吸と腹式呼吸が完全にわけられないことは、これまでも述べていますので、参考にしてください。外国人や男性に比べ、特に日本…
A.その人のレベルや状況、必要性、目的によります。というのは、実際に、せりふなどでは声を張り上げるという場面はたくさんあるのに、全くやっていないと、それに対応できないことが多いからです。歌においても、そこまでではありませんが、類似することも…
A.確かに声帯も筋肉なのですが、あまりそのように考えない方がよいと思います。むしろ声を出したり歌ったりしていないと、弱くなっていくというくらいに理解しましょう。ジムなどでスポーツのために鍛える筋肉の筋力は、直接に力を出すことに使いますが、声…
A.あまりこういう考え方はないのですが、それが合っているのであればいうことはありません。普通の場合、出しやすい低音のところから始めるとか、裏声も含めた高い声の方から発声を学んでいくのが、習得のプロセスを踏みやすいと思います。というのは、ミド…
A.それぞれについて、深く研究し、理解していくことが大切だと思います。しかし、その前に充分に楽器としての声を使えるようにすることが必要です。個性や表現については、実際に歌ってみたところで、何が出てくるかで考えていくしかありません。優れたアー…
A.決められた曲を歌うのに必要なのは、そこで必要とされる歌詞であるのは確かです。メロディやリズムが不正確であったり、歌詞が聞こえないとよくありません。しかし、歌手としての大切なことを、魅力だということであれば、音色や伝える思いなどが、出てく…
A.単純に長いと低く、短いと高いということであれば、ある程度は、決定要因になります。しかし、楽器のようにハードではないので、使い方によっては、とても長い声帯で、高音や裏声で魅力を出す人もいます。普通に喋っている声が人と変わらないのに、歌うと…
A.倍音の多い声は、音色に置いて豊かというか、複雑なものを含みます。整数次倍音と倍音成分というのも違うので、一言で言えませんが、ノイズ成分が多いと、ハスキーであり、それがよく伝わるという場合も耳障りという場合もあります。
A.若々しいということが、どのようなことを意味するのかにもよります。それが単純に幼いとか幼稚なようであれば、あまりよくないと思います。子供たちの声を聞けばわかる通り、音域も狭く、表情も乏しいのです。むしろ、老けていない声がよいというふうに捉…
A.それが歌唱に影響するのかというのであれば、あまり考えなくてよいでしょう。確かに、身体の大きい人は、低い音を出しやすい声帯であることが多いです。ただし、声帯が必ずしも、身体の大きさに比例するわけではありません。かなりの個人差があるのです。…
A.これも同じように、確かに音の高低に関しては、声帯の緊張度が関係します。しかし、だからといって、そのように声帯をコントロールしようと思っても、できることではありません。肺で呼吸をしようと思って、肺を動かすことができないのと同じです。
A.発声の原理としては、声帯が引き伸ばされて緊張がかかるというところはありますが、発声においては、あまりそのようにイメージしないほうがいいと思います。多くの場合は、喉に力が入ってしまって、よくない結果になるからです。また、そういうイメージで…