2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧
A.滑舌が早口言葉のトレーニングなどで直らない場合は、表情筋や舌の運動から始めてみるとよいでしょう。また、どの音で引っかかるかがわかると、調音法などで何が原因か理解することができるでしょう。
A.声が必要以上に響くとエコーのようになりますので、オペラ歌手の歌詞が聞き取りにくいみたいな現象が起きている場合もあります。低い声や高い声の場合だと、相手によっては慣れていなくて聞き取りにくいとか、電話には入りにくいことなどもあるでしょう。…
A.舞台の声は、遠くのお客さんに伝えるものであり、テレビなどの場合は、近くにいる人に話しかける場合が多いです。その距離に応じて、声の調整をしなくてはなりません。むしろ、舞台での会話などは、相手に話すのでなく、お客さんに聞かせるという、とても…
A.例えば、電話のときに、ビジネスや特に大切な話、謝るときなどは、襟を正して、きちんと立って話しますね。見えなくても、寝転んだり、だらしのない格好してると、声はそれを伝えてしまうからです。
A.音響機器が進歩していたので、最近は、あまり不自然な出し方をしないように直されてきているようですが、かつては、電車の窓などに騒音等にかき消されないように、やや高めに端にかけて発声するようにしていました。つまり、高さを変えて、伝わりやすくし…
A.体の柔軟性は1つの条件に過ぎません。発声をうまく習得するためには、そういう条件の上で深くなった呼吸を確実に声にしていくというスキルが必要になってきます。スポーツ選手などは、日頃大きな声で使っているので、大きな声は出やすいですが、それがセリ…
A.肩や首を回して筋肉をリラックスさせるとよいでしょう。日ごろから、座った姿勢でパソコンなどを扱っていると、首をすくめ、肩が上がっているのが常態化してしまいます。肩甲骨はがしのような運動も行ってみるといいです。呼吸に直結することだからです。
A.テンションと集中力が上がるからでしょうか。生理的には、見開いたときには、吸気、戻したときには吐気なります。表情に使われる筋肉と、横隔膜はつながっています。表情を豊かにした方が、腹式呼吸につながりやすいということです。
A.言葉の使い方の問題ですから、簡単にはそのように説明できると思います。厳密には、声門を通過する吐気流で発生した喉頭原音が、声道で共鳴して、声になります。
A.弦の場合は、均等に張力があるので、2分の1にすると1オクターブ高くなります。声帯の場合は、短いと高くなるのですが、長さのほかに、太さや緊張度が関与します。例えば、弦でいうと、細い弦や強く引っ張ると高くなるというような形で調整されますので、同…
A.トレーニングということであれば、大は小を兼ねるというような考え方が当てはまるときもあります。ただ、大きな声を出していないと、伝わっている気がしないとなると、問題があります。小さな声を使う必要が多いのであれば、大きな声が出せるようにしつつ…
A.ある程度、定義するのはよいのですが、実際に使われる声は、TPOに応じて、変わるのが実情です。ただし、トレーニングでは、そういうことに柔軟に対応でき、応じられるようにすると思えばよいのです。できるだけ応用が利くように、基本的なことをしっかりと…
A.声というのは、結局は、聞く人の判断によるわけです。一般的に、響かなく、大きく聞こえない声よりはよいといえるでしょう。人によっては、あるいは場合によっては、そのような声が、よくないように思われることもあります。
A.目的はその人の状態によるので、一概にいえません。そういったことに必要性を全く感じてなければ、学ぶ必要もないというか、それなりのことができているのでしょう。 その目的を高めたり、今の状態で満足しないという人が、学ぶことになります。とはいえ、…
A.声に自信を持って使えるようになると、話すことや、人とコミュニケーションをとることが楽しくなります。人前での話に苦手意識もなくなってくるでしょう。英語を話せれば、外国人と出会っても怖くないというのと同じです。
A.いろんな原因があると思いますが、案外、それも大きく関わっているかもしれません。言語できちんと表現する事は、個人のアイデンティティとして大切なことです。どこかに行って、全く発言する場や機会を与えられなければ、その人は承認欲求を満たせないで…
A.人前でいつも、必要以上に大きく出し強く出し、しっかり出すことがよいわけではありません。場に応じて、うまく使い分けていかなければ、周りから浮いてくるかもしれません。 ただし、自己表現ということであれば、それは当然の結果です。表現する以上、周…
A.ストレス解消で遠くに行ったり、大声に騒いだりしてスッキリした経験があればわかると思います。声を出すことは、カタルシスであり、感情の解放です。現代の日常生活の中ではかなり失われましたが、もともと、お祭りやいろんなイベントで、そういったもの…
A.弛緩状態で声を出す事はありません。常に、仕事として声を出すのであれば、緊張が伴うものです。ですから、緊張が悪いと捉えずに、緊張によって、うまく声が出ると考えてみてください。こわばらせたり、体を硬くすると、うまくいかなくなります。
A.あまり声を使ってこなかった人を、その使う必要がなかったような人にありがちです。性格的には、内向的で、感情表現をあまりしない人、周囲の目や評価を気にしすぎる人に多いでしょう。
A.声は心身ととても関係するので、うまく声が出ていると思うと、心身の状態もよくなり、さらにうまく声が出るようになります。その逆もいえます。心と体と声がつながっていると思ってください。ですから、うまくいかないときには、切り替えて、心が身体から…
A.出なくなったときの状況、いつもと比べてみて記録していってください。何が原因かを突き止めてみるとよいでしょう。それと、うまく出ていたと思う声が本当にうまく出ているのかもチェックしてみましょう。
A.どのぐらいの大きさを求められているのかにもよりますが、大きな声というのが、ヴォリュームでなく、もっと力強くとか、響くようにというような意味のことも多いはずです。大きな声を出してる以上に、大きな声でいうのは出ないわけですから、表現の効果を…
A.声を頑張って出そうとしなければいけないという状態で、かなりの無理がきています。頑張ることで声が出なくなるものです。
A.日常で、その講義の時間と同じくらいに話すことをしてがいなければ、そういうことが起きてもおかしくありません。心身の状態にもよりますし、体調にもよります。また、大きな声を使いすぎていたり、間を取らずに続けてしゃべりすぎてもそうなります。でき…
A.大きな声を出すと、喉が痛くなったり、声が枯れたりします。 誰でも、自分の能力を超えた範囲の声を使うと、そこに無理が来て、痛めたり状態が悪くなったりするものです。調子のよいときに、2、3割ぐらい無理するのはよいですが、喉の調子が悪くなったらす…
A.毎日ほとんどしゃべっていなかったような人は、おしゃべりをすることによって声が出やすくなっていき、声質もよくなるでしょう。ただ、いつもそういうことをしている人は、逆に、喉が疲れていることもあります。また、せりふや歌唱などに使う場合は、日常…
A.理想的な発声状態においては、心身がリラックスするので、眠気に誘われることは少なくありません。あくびが出たりする人もいるようです。気にする必要はありません。 ただ、練習がパターン化してて、飽きていて、眠くなるようであれば、刺激を与えたり、新…
A.よい声が出ているときは、だいたいにおいて、健康だと思います。声の振動は、自分の体にも伝わります。それが心地よく感じられるのは、骨から内臓から全身のマッサージをしているということになります。声が出にくい人は、体をこわばらせているとか固い人…
A.存在感というのは、感じるものですから、感じた人の感じ方によるので、説明は不可能です。ただ、声は響きとして伝わるものですから、それが心地よかったり、パワーを持って感じられることだと思います。もっというのであれば、何かしらの生命エネルギー、…