A.芝居をやるときも音楽のライブの時も、舞台袖からでていく時というのを大切にしてください。芝居をやるときは、お客さんが見えないところから芝居をやり始めて出て行かないと、素の人間が見えてしまうことがあります。
同時に、ライブの時も舞台袖で気を抜いているところから歩き始めて客席が見え始めたところから気持ちを入れると、登場する姿がぎこちなく映ることが多々あります。
舞台人というものは、舞台上で非日常的なことをやることが仕事です。しかも、非日常なことを客席からあたかも日常のように見せることが大切です。そのことというのは、相当な集中力をようすることで、その集中力がその人のオーラを生み出して、人に感動を与えるものです。
舞台に登場した瞬間に集中するというより、舞台に向かっていくときに集中しているように心がけるといいと思います。(♭∀)