A.日本語の発音上、すべてを深い声のまま発音できないことばもあります。しかし練習しだいでは、すべてを深い声のまましゃべることもできると思います。「アイウエオ」の5つの母音を同じ、深いひびきになるように練習していきましょう。浅いひびきになりがちな「イ」「ウ」を他の母音に混ぜて読んでいく練習をしてみましょう。「アエイ」「アオウ」をひとかたまりとしてとらえて、ひと息で読んでいきます。そうして5つの母音を、すべて深い声にしていくのです。この深い声でしゃべることが、深いひびきの日本語、音楽的な日本語と思っていいのです。