A.もちろん上達すれば、プロになれます。しかしプロの方たちはうまいだけでプロになりえたのでしょうか。うまいだけならば、アマチュアの方でもうまい方はたくさんいることでしょう。
まずプロになるためには、プロの自覚が必要です。楽してプロにはなれませんし、プロとして活躍し続けることもまた大変なことなのです。日頃からストイックな生活を送っているのは当然のことながら、さらに上を目指して、努力を積み重ねているのです。プロになったら終わりなのではなく、プロになってからが大変な世界であるといえます。
また「情熱」が大事です。あえて「情熱」と書きましたが、プロで活躍されている方たちは、本人が自覚されているかわかりませんが、みな自分がしていることに情熱を注いでいます。生半可な気持ちでやっていません。「情熱」があるからこそ、辛いことがあっても乗り越えていくことができたり、日頃のストイックな生活にも耐えることができるのです。
ですからプロになる以前から、「プロの自覚」をもち、「情熱」をもって進んでいけば、かならずプロへの道は開けてくると思います。プロになってからではなく、現在ただいまから、「プロの自覚」をもって、練習に取り組んでいきましょう。