発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2859.英語の勉強は、息を多く使うという意味で、歌のトレーニングになりますか?

A.なると思います。息を多く使わなければ、発音できない単語もありますし、また英会話も発音ではなく、発声的なことを重視していけば、より声作りに役立ちます。
まずは英語の曲をたくさん聴いていきましょう。ネイティブの声のひびきや息使いを耳に焼き付けていきます。浴びるように聴き込むことで、その感覚が自分の中に入ってくるのです。
そしてその声のひびきに合わせて歌う練習をしていきましょう。あくまでもひびきに合わせていくことが大切です。発音を意識するあまり、浅いひびきで歌ってしまうことのないように、ひびきの深さを求めて歌っていきましょう。
英会話でも、発音を重視するよりも(カタカナ英語という意味で)、発声を重視していったほうが、ネイティブには伝わりやすくなると思います。