発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2867.「表現」についてですが、技術面との兼ね合いを教えていただけますか?

A.技術と表現のどちらが大切かということでしょうか。結論はどちらも大切ということになります。しかしプロで活躍している人で、技術的なことを学んでいないにも関わらず、活躍している人はたくさんいます。そういった方は、技術を超えた何かを持っているのだと思います。生まれ持った才能というんでしょうか。オーラや表現力というんでしょうか。
そういったところを真似するのはとても難しいと思います。しかし技術面を鍛えていけば、ある程度プロのレベルに追いつくことはできます。技術面でプロとなり、さらに表現の面でも磨いていくことが大事です。
生まれ持った才能がなくとも、後天的にそういった才能を磨き上げることはできると思います。才能を持ったアーティストからいろいろ学べるのではないでしょうか。
「技術」も「表現」もどちらもとても大切なことです。技術が上がれば表現力も豊かになりますし、その逆も然りです。偏ることなく、トレーニングしていきましょう。