A.66年、サンレモの入賞曲でピノ・ドナッジョとクラウディオ・ビルラが作曲した「青空へ住もう(Una Casa In Cima Al Mondo)」ですが、大まかに歌詞の内容を要約すると、「心中をして、あの世で一緒に幸せな生活を共にしよう」というような内容です。日本語訳詩では具体的な内容がわかりづらいかも知れませんが、曲のクライマックスで「Amoremio, Devi sperare con me(愛する人よ、私とともに銃を撃て)」とあります。これは明らかに心中を意味していますよね。しかし、曲全体は、とても美しく明るい音色を要求される創りになっています。この曲は、とても重い背景を軽く微笑みを持って歌うことによって感動を誘うように歌うことが鍵となります。強い表現と、柔らかい表現の両方を場面やフレーズによって歌い分けるようにしてください。(♭∀)