A.喉が調子悪いときの本番前は、みなさん耳鼻科にいって診てもらおうと思うと思いますが、鼻の調子が悪いときは意外とわざわざ病院まで行って診てもらおうと思う人はすくないようです。しかし、鼻の調子が悪いとき、たとえば鼻詰まりの時などはやはり鼻呼吸に困難がある場合、声にとっての影響はとても大きいと思います。呼吸がしづらいということに加えて、副鼻腔がふさがっていると声の響きにも影響が出ると思います。響きづらい声で歌っているなかで喉の厚みを増して響きを足そうとすると、発声を崩す原因にもなります。
喉同様、鼻の調子が良いのか悪いのか、ということも常に気にしながら活動していくことをお勧めしたいと思います。また、鼻の通りが良くなっただけで、発声の欠陥がひとつ解消されるということも場合によってはあると思います。 (♭∀)