A.自分の声が喉声、つまり息の流れのない声になっていることに気がつくためのひとつのヒントは、バックバンドの音を自分で聴けているかどうか、というところにもあると思います。つまり、喉声の場合、自分の耳に跳ね返ってくる声が大きくなるために、バックバンドの音を聴くことは困難になると思います。(よほど大きな音を出している場合は別として)。特に、ピアノやギターの弾き語りのときは、伴奏の音がちいさくなります。自分の声をsul fiatoで(息の流れの上に乗せた声で)出せているときは、伴奏の音楽に自分の声が乗っかっていくよう感じるものです。伴奏を聴けずにずれている音楽は大いにして歌手が喉声で歌っているケースが多いのはその為です。 (♭∀)