A.本番前は、声を出すより、よく、体が動くよう、柔軟をするといいと思います。
歌い手は、非常に、フィギュアスケートとよく似ています。アスリートの部分もありますが、アーティストでなければいけません。オリンピックなどを見てみると、キム・ヨナ選手は、直前のリンクの上では、短時間で、切り上げて、体力を、本番に温存していたように思います。そして、少し、ミスをしても、気にするどころか、笑顔が見られるぐらいの、気持ちの余裕すらみられました。
直前は、決して、歌いすぎず、本番を、よいテンションで迎えられるよう、歌以外のことから、自分の気持ちを上げる事をするほうがよいかもしれません。だからといって、何もしないのではなく、柔軟などの、あまり体力を消耗せず、かつ、すぐに歌える体を作っておくことが大事だと思います。直前で、たくさん練習しても、急には、うまくなりません。それだけでなく、歌いすぎることによって、かえって、普段の力が出ないこともあります。自分の体と相談して、楽しんで歌えるエネルギーを温存しておくことが大事です。そして、短い時間で、自分が表現できるよう、集中できる、テンションにもっていくことに、エネルギーを費やすことが、とても、大事だと思います。(♯Ω)