A.これは人それぞれで考え方が違いますしそれぞれの調整の仕方があるのでなんとも言えません。
これまで習ったことのある先生は本番直前まで何度もスケールの訓練を行なっていましたし、ある人は本番前は全く声を出さなくても大丈夫という方もいらっしゃいました。
パヴァロッティなどは声のチェンジの位置(パッサッジョ)を中心に訓練していたといいます。
私個人の本番前のトレーニングは基本的にハミングに重点を置きパッサッジョを中心に何度か声のチェンジをスムーズに行なえるようにスケールなどで訓練します。その後、普段苦手な場所を取り出して何度か歌う位でしょうか。ハミングを除けば約20分程度です。喉を温める程度と言ってもいいかもしれません。
個人的に一番よくないと思っているのは本番前に歌いすぎてしまうことです。リハーサルが良くて本番がダメというかたを多く見てきました。精神的な部分が大きいと思います。精神的な不安が本番前に歌いすぎてしまう一因のような気もしています。(♭Σ)