A.あります。ドイツリートの専門家やイタリアオペラの専門の方もいらっしゃいます。しかし最後に行き着くところとしてはホールを鳴らせるか鳴らせないかという一点につきると思いますが。仮に自分がイタリアオペラ専門家になりたいのであれば声が軽くても重くてもオーケストラをこえるだけの響きと声量は必要となってきます。ドイツリートの名歌手としられたフィッシャーディスカウはドイツではヴェルディバリトンとして有名でしたしバスのヘルマンプライなどもロッシーニなどを軽々と歌ってしまいます。
私自身の見解としては日本人はクラシック音楽に対して後進国であり外国人なのですからなんでもできて当たり前だと思うようにしています。私の師匠はイタリアで勉強されたかたなのでベルカント唱法をおしえて下さっていますが私自身の活動としてはドイツリートも歌いますしバロック音楽もうたいます。すべて同じ声でそれくらいの教養範囲がないと日本人は食べていけないと思います。
(♭Σ)