A.合唱団の指導をしていていつも同じことを思うのですがそれは一人一人レッスンしているように上手くいかないと感じるのです。お一人お一人が違う個性を持ち違う楽器を持っている中でよいハーモニーを聞かせるためには団員それぞれが自分のもっている一番ナチュラルな声を出していかなければいけません。しかし多数に指導する場合大勢の声に対してだめ出しを行なわなければいけないのでそこには難しさを感じます。合唱団員の個性を消すことはしたくない、しかし合唱としての美しさは個性とは違った場所にあったりします。そこの兼ね合いも難題の一つとなってくるのです。皆様が個人レッスンに通ってそれぞれに先生がついているならまだしもそうではない多数の合唱団員に同じ指導で効果をあげていくというのは中々手間がかかることだと思います。(♭Σ)