A.頭骨にはいくつもの穴が開いており、そこに膜があったり、神経、血管などが通っていますがそれらの中には頭声を生み出すための頭骨への入口となるものがあります。その中のとある穴をある曲線で音を通していくと、小脳テントで増幅が起こり、ついで大脳鎌を通じてジラーレと呼ばれる頭骨沿いに回転していく音が得られます。ジラーレに関しても歴史的に長い間理屈が分からない事ではありましたが、それが存在している事は声楽家であれば知っています。現在はこうした道筋を発見できたので、やり方を理解できれば誰もが大きく綺麗な共鳴を得られるようになって来ました。個人差はありますが声を入れる角度、回すイメージによって共鳴が簡単におきます。まるでホルンのように音が回っていくのを実感することができるのでこれは面白いものです。(♭∀)