発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q5251.声に自信が表われ出ていたらよいのですか。

Q5251.声に自信が表われ出ていたらよいのですか。

A.はい、それは自信のある人ということになります。ここは大切なポイントです。
自信のある人の声は、自信に満ちています。自信に満ちている声を出せたら、まわりには、自信のある人と思われます。自信のある人とは、自分で思っているのでなく、まわりにそう伝わらなくてはなりません。(もちろん、仕事もできなくてはなりませんが。)
でも、自信なんて実体のないものでしょう。「はったり力」と言ってもよいでしょう。 大切なのは、相手がどう受けとめるかということです。(♭б)

Q5252.声の印象とは何ですか。

A.もともと声は実体がないとはいいませんが、すぐ消えるものです。問われるのは、それが消えてから、相手に働きかける印象です。
ですから、仕事のできる人やモテる人は、時に自信のあふれてくるような声を使います。それどころか、相手にも自信を与えます。
あなたは、体や肌の状態が悪ければ、メーキャップや着ている服などで隠したり目立たなくしますね。ところが声はどうですか、いつも素っ裸にしていませんか。
自信があったら、もっとも大きく変わるものは何でしょうか? スタイル? 顔? これは手術やメーキャップやダイエットの方が確実ですね。お金もたくさんかかりますね。
でも声は、自信があればそのままよくなるのです。しかも、その気になれば、案外と早く切り変わります。(♭б)

Q5253.声と心身の健康はどのように関係しますか。

A.次のようなときの声はどんな声ですか。
1.元気なとき
2.病気のとき
3.ストレス、精神的によくないとき
4.とても気分のよいとき(♭б)

Q5254.自信度を表すものは、声なのでしょうか。

A.あなたの自信は、1~4で合計100%とすると、それぞれ何%くらいですか。
1.態度     %
2.表情     %
3.ことば    %
4.声       %

声で自信が伝わるのは、どちらのケースなのでしょうか。
1.自分で思う
2.まわりの人が思う

また、声そのものと声の印象は、どちらが大切ですか。
1.声を使っているとき(自分の自信)
2.声を使ったあと(人の受け止め)(♭б)

Q5255.人を動かす声とはどんなのですか。

A.人を動かす声について考えてみましょう。
1.依頼するとき
2.指示・命令するとき
3.人を説得するとき(♭б)

Q5256.声をメーキャップすることはできますか。

A.私は、その人の能力を、声の使い方で、およそ判断しています。どんな事情があろうと、それをカバーして印象のよい声に切り替えて使える人は、有能です。
役者はそういうことのプロフェッショナルです。わずか1秒で、喜びの頂点から悲しみのどん底まで、声も変えなくてはいけない。声を出す仕事に関わると、本番直前まで口論しても、不快極まりなくとも、ONとともににっこり平常の声に切り替えます。いや、どんな職でも、それができなければ、人の上には立てません。(♭б)
 
Q5257.社会人に問われる声の力とは。

A.多かれ少なかれ、社会人に問われるのは、声の切り替え力です。それは、表情にも表われます。顔の表情にも声の表情にも表われます。もし顔でごまかそうとしても、声でバレることがあります。
(♭б)
 
Q5258.声のメーキャップで何が得られますか。

A.声のメーキャップができるかどうかで、まわりの評価が大きく違ってきます。
声のメーキャップは、気分の切り替えからです。0.5秒もいりません。お金もかかりません。しかし、不幸な道を歩んでいる人は、何年たっても切り替えられないのです。そのため、悪循環にはまって抜けられないのです。(♭б)

Q5259.声の切り替え力をつけたい。

A.次の気持ちの切り替えは、すぐにできますか。
1.暗い→明るい
2.明るい→暗い(♭б)

Q5260.声に助けられたことがありますか。

A.私も、いろんなケースで困ってどうしようもなくなったとき、シンプルなことばのたった一声のひびきで、救われたことがあります。
「いいじゃん、またやれば。」
「終わったことは忘れて、明日からがんばろう。」
「でも、いいこともあったよね。」
同じ言葉でも、表情や声によって伝わり方がまったく違ってきます。
どんなに悪い状況でも、よいことを信じられる人、そして、明るい声、元気な声を出せる人は、神様仏様、菩薩様です。その人の明るい声は、皆の心に強く残ります。そして、その人も周りの人も輝かせます。(♭б)