発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.息を使うとはどういうことですか。

A.例えば、息の使い方というのは、発音として考えるよりも、発声の中でトレーニングしたほうが早く解決します。声を出す楽器は体であり、ヴォイストレーニングは、その使い方を覚えることにもなります。

人間が言語を扱うには、まず息をエネルギー源としてのどの声帯で音にして、ひびかし、その上で加工(構音もしくは調音)する必要があります。つまり、1.呼気エネルギー 2.原音化 3.共鳴があって、4.発音があるわけです。ヴォイストレーニングで扱うのは、本来はこの13の問題です。(♭ф)