A. 息をしっかり吐くようにレッスンではいわれることが多いと思います。実は強すぎてもいけません。初心者の人は多くの息をスピード感をもって吐くことができていないため、息を吐くように言われていると思います。しかし、強すぎると、声帯がしっかり機能せず、声が割れてしまったりすることがあります。適切な量とスピードの息を吐くことを心がけましょう。
息を細く長く吐くトレーニンングをしてみるといいと思います。まずは4秒吐く、8秒、12秒と少しずつ長くしていきます。細く長い息を、吐けるようにリズムを取りながら練習してみましょう。
細長く息が吐けるようになりましたら、それに音をつけます。Zなどの有声子音で「ズー」と声帯を振動させながら吐くと、いい練習になります。
そのほかにはリップロールで唇を振動させても、細く長い息をコンスタントに使う練習になります。こういったトレーニングを経て、母音で練習してみると、強すぎず適切な息で声帯を振動させるということが学べます。
(♯β)