A.日常生活では自然に行っている「呼吸」ですが、しっかり発声・朗読となると、普段よりは深い呼吸でなければしっかりとした声は出せませんので、結果的に普段の呼吸を「浅い」と表現してしまうことはあります。実際、オフィスワークでも人によってですが、朝より夕方頃の方が呼吸が浅くなりやすいということがあります。
あなたが日常生活では「浅い」と感じていなかったとしても、呼吸の練習などで深い呼吸を実践することで、自然と日常生活での呼吸も質が上がり、より健康的になる一助にもなるはずです。
深い呼吸への一歩は「しっかり長めに吐く」です。吐くときはハーより、長く保ちやすいフーやスーがやりやすいです。しっかり長めに吐くと、その反動で次の息も吸いやすくなります。しっかり吐かないで吸うことばかり頑張っても胸が上がり過呼吸のような感じになってしまいます。ですので、不自然になると感じた際には、まずは「しっかり長く吐く」に立ち戻ってみてください。
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