しっかり声をだしているのにだしているのに、声が飛ばないという悩みについて、声を自分の外側に出して響かしていくには、顔の外、すなわち息が自分の外に吐き出されなければなりません。声が顔の中、口の中で滞ってしまっているのかと思います。歌うときに息をしっかり顔の外に吐けているでしょうか。歌っている時に、ついつい、気持ちも声も自分の内側にはいってはいませんか。
声を自分の顔の外に響かせるその目安として、前歯の裏あたりに息を当てるようにして発声してみましょう。もしくは口蓋の高いところに息を当てるようにすると外に出やすくなると思います。出た息の到達地点ですが、遠く10メートル先に的があってそこに当てていくようなイメージが役に立つと思います。
フィジカルに練習して体に覚えこませることが大切です。ハッと息を前歯にあてるような感じで20回×5セットやってみましょう。体で反射的に息はきができるようになったら音をつけて練習してみてください。
歌もイメージトレーニングがとても役にたちます。声が自分の外に出て行っているイメージをしっかり持ちましょう。([E:#x266F]β)