A.呼吸が上手にできるようになり、発声練習を何度も重ねていくと母音唱法での歌唱がうまくできるようになります。そして、曲になるとなかなか思うような声が出せず悩み、何度もその曲に取り組んでいくことで、体に言葉が入り、最終的にはとても歌いやすくなるというような過程をたどります。
発声練習で母音の歌唱がうまくいくようになった人は、どんどん曲に挑戦してください。
しかし、いきなり歌詞で歌いません。最初はアなどの簡単な母音のみで歌います。
次にアエイの3母音や、アエイオウの5母音で練習します。その次は歌詞の母音で歌います。例えば「うさぎおいしかのやま」でしたら「ウアイオイイアオアア」となります。母音で滑らかに歌えるようになったら歌詞で練習します。
歌詞で歌う時に苦手な言葉が必ず出てくると思いますので、その部分を何度も練習して自分の納得いく音、トレーナーも納得いく音をめざしてください。([E:#x266F]β)