A.鏡を見て練習することをお勧めします。ただし条件付きです。
レッスンの中で、歌っている最中に、自分の意に反して口が小さくなる、縦に開いていたはずの口が横に開いていく、右側の唇だけに力が入る、肩に力が入るなど。数え上げればきりがありませんが、まさになくて七癖という言葉通り、自分では意図していないような体の使い方をしている人が多くいます。その時トレーナーに指示を出されたことをやったときに、鏡を見ながら行うととても有効だと思います。
視覚で確認していくことで、正しい口の開き方などを覚えていきましょう。「条件」としては、見ているようで見ていないことがないように、ということです。なぜか皆さん鏡を見ることが主体的でなくなり、目をそらして練習し始める人がいます。私自身も、自分の先生に指摘されるまで気づかなかったのですが、鏡を前にして全く見ていないということをやっていました。次にある程度慣れてきたら、見ることのみを目的としない、ということです。見て体に落とし込むことが最終目標なのに見ることばかりを目的にしてしまうと本末転倒になってしまうということです。([E:#x266F]β)