Ａ. 発声時、お腹が維持される、引っ込む、やや膨らむ、この点について、さまざまな指導とその違いがあります。
ジャンルや目的にもよりますが、指導法として、いろいろと違う教え方があると考えた方がよいでしょう。トレーニングにおいては習得を目的としますので、そのプロセスにおいて、適切なやり方をとればよいといえます。
歌唱やセリフの発声時においては、その表現の目的によって、あるいは個人の力量や能力によって、使われ方にいろいろと差が出ます。
結局のところ、表現に対し柔軟に対応できることが大切であって、ガチガチに固めてしまうようなことは避けたいということです。
普通に考えれば、吸気して若干、膨らんだ分、凹む、目一杯使うと、通常時より若干凹むというようなものでしょう。感情の移入具合や、体調などによっても変わります。
