発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.「はい」のトレーニングでは、硬起音になりませんか。☆

A. 硬起音というのはハードアタック、つまり声門を強く締めて、息を強く吐くことによって、声にすることです。ですから、ハ行、特に、ハが、やりやすいわけです。

これを、声の出ない人に急に行わせると、胸式で絞り出すような声になり、喉を絞める人もいます。この場合、続けると、喉を痛めかねません。

滑舌にこだわる人で、表情筋を緊張させたり動かしたりしすぎるために、この声になっていることも多いです。

ただ、病的に声の出ない人には、声のきっかけをとるのに効果的で、言語聴覚士などが使うこともあります。腹式呼吸で息の流れやすい状態にしておき、ソフトに声にすることが、前提です。

心地よい状態、軽く運動した後に、声が響くような状態であれば、普通の人でも、結構、お腹から大きな返事ができるはずです。最初は、お腹からのハッというのは、お祭りなどの掛け声を参考にしていましたが、リスクを考えて、ハイという形にしました。

レッスンやトレーニングということでの緊張で逆効果にしないようにしてください。