発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q143.自分でこうやりたいというものが内部にあるのですが、表現するときにこれでよいのかなと悩むことがあります。

A:悩むときは徹底して悩んだほうがよいです。自分に何が欠けているか、変えるために何をすべきかを具体的にとことん考え、自分の痛いところに手を入れ、内臓を引きずりだし、叫び、わめき、苦しむのです。表現するということは痛みを伴います。自分を壊すことは自分しかできません。人から教えられることではありません。先生というのは教えてくれる人ではなく、たとえば寺で座禅を組んでいるときに、後ろから竹刀で喝を入れる人ぐらいに考えたほうがよいでしょう。(K)