A.曲を作れない歌手は山ほどいます。その前に楽譜を読めない歌手ばかりです。ですから、結論から言えば曲を作れなかろうが、楽譜が読めなかろうが、歌手としてプロにはなれるのです。あなたがどうしても自分の曲を、自分の歌詞をみんなに伝えたいと思うのであれば、作詞・作曲をして世に出せばよいのです。いわゆる、シンガーソングライターになればよいのです。今よく見られる、歌手が作曲をしているというのは、あるメロディラインだけです。必ず、そこに編曲者がいるわけで、この人たちがその道のプロなのです。
しかし、もし歌手としてだけでプロを目指すならば、『絶対にあなたではなくてはならない』というレベルまでもっていくことです。そうすれば、あなたが曲を書かなくとも、あなたが歌うべき曲がおのずと舞い込んでくるでしょう。かの美空ひばりさんも楽譜は読めませんでした。歌手として世に出るのか、シンガーソングライターとして世に出るかはあなたが決めることです。どちらが楽な道かということは論外でしょう。