A.弱くから少しずつ大きくしてまた弱くするなどの練習を単音で行ったり音階で行ったりします。どの場合も息を吸ったら完全に歌いきるまで10秒以上掛けて訓練してほしいものです。
マンチーニという往年の名歌手の言葉です。「エクスラマツィオの練習の際に胸声を抑えて次第に頭声を響かせて歌うこと。そしてゆっくりクレシェンドしなければならない。」この言葉から分かるのは決してフォルテ(強く)する方法が声をただ大きくすることではなく響きを膨らませていくことだということです。この訓練は地道ですがとても効果的な訓練だと思います。(♭Σ)