A.幼稚園児や小学校の児童のよくあるスピーチを考えてみてください。とても音の高低が多いのに気がつきませんか?そして、高低に一定のリズムがあり、そのリズムがパターン化されていることにも気がつくと思います。抑揚をつけようと思って高低を意識することは決して間違いではありませんが、その高低の波をたくさん作ってしまうと逆に一本調子になると思います。とくに、高低の波がパターン化されたら、聞き手はとても退屈になってしまいます。ランダムに高低の波が現われて、強調する言葉はその言葉のフレーズ全てを高い声で出すなど、いろいろご自分で録音されて研究してみることをお勧めします。また、落ち着いたトーンで喋りたい時は、波を緩やかにして高低をあまり大げさにしないように気をつけましょう。(♭∀)