A.発声は確かに筋肉の運動能力が高い必要がありますが、体をガチガチにしてがんばっている人がとても多いことは否めません。そのような人は、俊敏性を高めようという考え方を持ってください。たとえば、100メートルを走るのに、体がプルプル震えるくらいに緊張していると、早く走れるはずがありません。速い動作というものは、いつでもリラックスできる状態にあります。瞬時に力を使う俊敏性がある動きは、体がプルプルしたり固まったりはしません。そして重要なことは、固める力というものは呼吸の動きが止まるということです。決して止めずに、呼吸が動いているようにしてください。特に、喉に圧迫感がある状態で体を緊張させることになれている人にとっては難しいことですが、そのような状態にならないように注意してください。(♭∀)