A.きれいな声に憧れる人は多いと思います。しかし、きれいな声を出そうとすると、8割がたうまくいかないことのほうが多い気がします。多くの場合は、支えが抜けすぎて声を置きにいくという結果になると思います。きれいな声というものは、支えがしっかりしていないと難しいです。特に、発音のあいまいな声というものは決してきれいな声ではありません。特に、トレーニングの初期段階では、きれいな声よりもダイナミックな使い方を覚えるべきです。これは、喉声で叫べということではなく、体を駆使して支えられた声を出すことを心がけるという意味です。物事はなんでもそうですが、上辺だけをなぞると薄っぺらいことにしかなりません。表現する気持ちが大切です。きれいな声というものは、自分が浸るものではなく、客観的に聞いている人が結果的に感じるものです。(♭∀)