発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2565.録音をして自分の声を聞くのですが、自分が思っている以上に、感情がことばに現われていません。どうしたらいいのでしょうか。

A.録音したもの、そして表現としてお客さんが聞いているものは、自分が思っている以上に、感情が出ないものなのです。感情を100%出したいのなら、200%、300%ぐらいの気持ちを作らなければいけません。そういったことを踏まえたうえで、普段の自分ではなく、より大きな気持ちになることが必要です。
大きな気持ち(感情の起伏、感情の幅)、そしてリアルな感情が大切です。やみくもに感情を出すのではなく、リアルな思いで、感情を出していくのです。曖昧な気持ちではだめです。