発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2614.個人差の大きい問題だとは思いますが、生理中のレッスン、本番の対処法に関してです。生理中には、歌を歌うのにあたり、体の状態や、体の使い方などに何か変化が起こったり、またダメージはあらわれますか。あるとすれば、それはどのような変化か、また、それに対する対処法があれば教えてください。日々の練習の場合と、本番の場合、どちらも教えていただけると嬉しいです。

A.生理の期間は個人差はあれ、様々な影響があります。もちろん何の影響もないという方もいますが…。生理期間中、お腹や腰の痛みを感じる方は多いです。そのような時、支えのない状態で喉に無理をかけた歌い方をすれば、喉を痛めてしまいます。
練習であれば、歌う時間をセーブしたり休めばよいのですが、本番ともな るとそうもいかないですね。
人によっては薬などで日にちをずらすこともあるそうですが、これはお勧めできません。

 本番の日と生理が重なってしまったら、ある程度仕方のないことなのか な、と私自身は開き直るようにしています。あまり気にしすぎると体が硬くなってしまいますし、必要以上に喉に負担をかけてしまいます。なによりも気持ちよく歌うことができません。
もし、その症状が重いようでしたら、その時にどういう風に対処するか、というよりもその症状を和らげることを考えた方が良いと思います。本やインターネットを見てみると、症状を和らげる方法(例えばツボ押しやストレッチなど)がでています。また、産婦人科に相談するのも一つかもしれません。(♯Λ)