A.花粉症は歌い手にとってとても厄介な症状です。花粉症といっても様々な種類がありますから一概にはいえませんが、鼻腔共鳴が使えなくなってしまうことが多いようです。
私はブタクサという種類の花粉症をもっています。鼻が詰まってしまうとまずブレスがうまく吸えなくなり、支えも普段より浅くなってしまうことが多いように感じています。
また鼻腔共鳴が使えなくなり頑張って力んでしまうことが多いです。
花粉症が悪化すると私の場合、副鼻腔が膿んでしまいそれが声帯に落ちて声帯を痛めてしまうということが多くありました。それにより声帯が炎症を起こし、熱をだしたこともあります。病院に行くと花粉症が悪化した急性の蓄膿症だと診断されました。
こうなってしまうと喋るのもつらくなり歌っている場合ではなくなってしまいます。花粉症になっていると自分で感じたらまず病院へ行くことをお勧めします。早めに手をうって早く練習やレッスンを体調のよい状態で受けることが大事なことです。
何もせずに鼻がつらい状態でレッスンを受け続けることよりも早めに医師の治療を受けて早期回復を目指すほうがよいでしょう。
もうスギ花粉が飛んでいるようですよ。(♭Σ)