発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3290.ほほ骨より上で明るくと言われますが、もう一人の先生は下に深くと言われて迷ってしまいます。

A.まず、声をだすということになれて欲しいということがあります。俳優やタレントならば役柄上、低音や渋みのある声が必要ですが、日常会話でそれを意識すると顔が強張ったり、独りよがりに練習すると、のどを痛めることもあります。体の力が抜けた状態で笑顔で明るく人と会話できるこことが大事だと思います。方法が違うだけで、どのトレーナーも生徒をよくしたいという気持ちは同じだと思います。

のどをはずして声を扱うということでは、声楽もその他の発声も基本において同じと考えてください。
邦楽や、多くの役者、声優発声の養成所では、その上の段階のトレーニングをやってしまっていることが多いのが現状です。(F☆)