発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3357.ヴォイストレーニングの有り方についてどう考えられますか。どうやったら、どんな訓練をしたら良くなりますか

A.ヴォイストレーニングは感覚と体作りの両面を鍛えなければいけません。声を出す感覚は人それぞれですし、トレーナーの感覚と生徒の感覚が同じわけがないのでトレーナーによって分かりやすい方と分かり辛い方が出てくるのです。
体作りなどはある程度均等にどの生徒も作ることは出来ます。しかし感覚の問題だけは千差万別です。ただ言えるのはそんな簡単なものではないということです。
英会話でイギリス人、アメリカ人と対等に違和感無く日常会話が出来るようになればそれはある程度英語を習得したといえるでしょう。そこまでいくのに週一回30分のレッスンで足りると思いますか。
日頃の鍛錬、レッスンの持続、集中力が必要不可欠です。目に見えない声を鍛えるのですから、腹筋をつけるなどの見た目が変わるわけが無いので実感し辛いものです。しかし日頃鍛錬していないのにでは、私は無理だと思います。訓練の方法はレッスンで伝えているはずなのです。1レッスンをもっと集中しましょう。言ってすぐ完璧に声が出る人などほんのわずかです。多くの人は繰り返しトレーニングしなければいけないのです。(♭Σ)