A.まずひとつ前提としていっておきたいことは、声楽のベルカント唱法ではもちろん喉声であることはご法度ですが、ポピュラーヴォーカルの場合、とりわけロックに関しては「喉声」をうまく使いながら基本とする発声は喉にかからないように考えてください。喉声がもつスリリングな要素はロックには必要だと思います。しかし喉声のみで活動するとおそらく楽器が壊れてしまうために、喉に負担のない声を習得する必要があると考えましょう
喉声の判断基準は、一番判りやすい基準としてはメッサディヴォーチェができるかできないかです。メッサディヴォーチェとはクレッシェンドデクレッシェンドの技術のことを言います。いつでも自由自在にフォルテとピアノをコントロールできない声は、すべて喉声と考えて間違いありません。(♭∀)