Ａ．スタッカートと、長く吐くトレーニングのどちらも行なうのがベストです。また、呼吸と発声を切り離して考えずに、呼吸のトレーニングは、声は出ていなくても体は歌っているときとほぼ同じ状態にしているのだと認識してください。長く吐くときには、コントロールしやすいように息を上前歯に当てるようにして圧力をかけてス～ッと吐くのがよいです。吐いているときは「お腹の支え」がすぐに緩まないように意識します。スタッカートは、ス、サ、ヒ、ファなど様々な発音を取り入れます。一定のテンポで、付点のリズムで、いくつかのリズムの組み合わせなどでスタッカートを行ない、応用させていきましょう。さらに、長く吐く息とスタッカートを組み合わせても、息のコントロールの練習になります。（♯α）
