A.これはヴォイストーレニングをする、しないにかかわらず誰にとっても大切なことですね。
規則正しい生活を身につけることが、まず健康への第一歩。
充分な睡眠時間と一日三回の食事、そして適度な運動が人間には必要です。
また、声を使う職業の人の喫煙と多量の飲酒は、あまり好ましくありません。
もちろん歌っている人の中には喫煙者がたくさんいます。
ハスキーな声を出すために、飲酒して喫煙してわざと声をつぶしたロックシンガーの話も聞いたこともあります。
音楽のジャンルにもよるでしょうから、一概に「いけない」と言うのはどうかとも思いますが、やはり、「喫煙」自体が良いものとされていないわけですから、声を使う職業であればやはり控えるべきだと私は思っています。
体力づくりとしては、歌うための筋肉を育てなければいけません。
ストレッチ、呼吸法はいつも行うようにし、体をほぐすことが必要です。
口を大きく開けて、喉の奥のストレッチもしましょう。
そして、肺が活発に動くように、ウォーキング、軽いジョギング、タップダンスやジャズダンスなども良いでしょう。
クラシックバレエは上半身を真ん中に集める感じで立ちますので、上半身を広げて使うボーカル(声楽)には適していません。
日ごろから体を動かすことを心がけ、のびのびと歌ったりしゃべったり出来るようにしていきましょう。(♯Å)