A.日常性ということからみると、生きて生活しているなら、ヴォイストレーニングのベースは入っているのです。健康に生きていることをベースとして、話がなされて、声は充分に使われているのです。
そして、このことがトレーナーとのヴォイトレをわかりにくくするのです。
それとともに、即効性や目にわかりやすい効果を、あたかもヴォイトレのように切り取って、レッスンの目的にしてしまいがちなのです。(そういう茶番のようなことが、いつも行われているのが現実です)
たとえば、「骨盤の位置を動かすと腹がへこむ、ダイエットになる」本当でしょうか。そのレベルのことに何百万人が一喜一憂し、何億円ものお金が動く。日本人のレベルも低くなったものです。
大切なのは、方法でもトレーナーでもなく、あなた自身の自覚とセッティングです。今やフィジカルトレーナーの前に、メンタルトレーナーが必要なようです。メンタルトレーナーは心身の心を担当として、トレーニングの管理をします。でも、そこからでもスタートしましょう。そのあとのステップアップこそが大切なのです。(Ei)