A.外国人が日常で生活しているなかでやっていることが、日本人にとっては演劇の養成所で習得すべきことだと言ってもよいでしょう。外国人は20歳で20年のヴォイストレーニングをやってきているように私は思っています。それに、表情トレーニング、ボディランゲージも加わっています。聴音トレーニング、発声、発音、調音トレーニングもやっています。
日本人は、難しいといわれる日本語習得において、それらをやってきたと思われるかもしれません。しかし、日本語は読み書きは難しいのですが、音声は幼稚園に入るまえに両親などから教えてもらっただけで賄えます。英語などを学ぶまでは、日本語(共通語)の発音練習などやっていないでしょう。それで間に合ったからです。(♭)