発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.海外の人との声の力の差はどこに根ざしますか。☆

A.外国人が日常で生活しているなかでやっていることが、日本人にとっては演劇の養成所で習得すべきことだと言ってもよいでしょう。外国人は20歳で20年のヴォイストレーニングをやってきているように私は思っています。それに、表情トレーニング、ボディランゲージも加わっています。聴音トレーニング、発声、発音、調音トレーニングもやっています。

日本人は、難しいといわれる日本語習得において、それらをやってきたと思われるかもしれません。しかし、日本語は読み書きは難しいのですが、音声は幼稚園に入るまえに両親などから教えてもらっただけで賄えます。英語などを学ぶまでは、日本語(共通語)の発音練習などやっていないでしょう。それで間に合ったからです。(♭)