2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
A.ヴォイストレーナーでも、そこまでは求められていないと思います。マクロコスモスとミクロコスモス、物理学を究めると、仏教の世界となり、生命に辿り着くし、生物の細胞レベルでは、物質と宇宙に関わるので同じようなことかと思います。
A.この質問でもいいのですから、質問に遠慮はいりません。スルーさせていただくこともありますが、それも一つの答えです。私は、質問という形でよこしたところに、何らかの存在と、その存在の意味を見出したく思っています。 多くの読者や生徒、多くのトレ…
A.情報や知識は、いつでも誰でも手に入るのですから、そんなものを調べるのに時間を使うのはムダです。ネットや本で調べて覚えることも不用です、ここでも、Wikipediaをみればわかることに関わるムダはしません。現場とトレーナーたちと、オーソドックスな…
A.簡潔に答えます。 1.これは、多いどころかほとんどだと思います。 2.これは悪い方向にいくということですが、情報のあることで、よい方向にいくことも、間違いを避けられることもあります。読み手の使い方しだいです。それを、どちらで捉えるかというこ…
A.一般的に、美容整形外科と呼ばれているのは、整形外科ではなく形成外科です。それは手術のときについた傷を目立ちにくくしたり、火傷の痕を消したりするようなことを担当することが多いです。 その高度な技術が応用されているのが、美容整形外科、あるい…
A.精神科は、心の不調がある場合、イライラ、不安、気が滅入って死にたいなどというときに行くところです。 ストレスによって、体の具合が悪くなってお腹が痛いとか頭痛がするのは、心療内科になります。どちらに行けばよいかは、そこで教えてくれるでしょ…
A.フェイクは、ある曲の和音の上に新しいメロディを置き、装飾します。アドリブほど崩さず、下のメロディを少し加工するくらいです。かなり幅広い意味で使われています。
A.アドリブは演奏上の技法であって、インプロは1つの演奏形式です。つまりインプロの方が抽象的なことばで、そこで何を行うかというプレイに、アドリブを使うのです。 ジャズなどではその出来によって評価が決まるほど重要なものです。
A.近年、ドラマやお笑いなどで、アドリブということばが多用されてきたため、「前もって用意をせずに即座にその場のひらめきで行う」ことで使われています。これは演奏であればインプロビゼーションといいます。
A.アドリブは、ラテン語のad libitumで、自由に、随時に、意のままに、ということばの省略形です。つまり即興演奏を許す表示となります。 クラッシックの場合は、メロディはそのままですが、表現を演奏者の自由に任せます。ジャズは、まさにその演奏にあた…
A.懐メロは、NHKの番組の「懐かしのメロディ」から来たことばです。懐かしく思われるような、前に流行したような歌謡曲のことです。 この番組は、敗戦で軍歌が聞けなくなったために、戦前の懐かしいメロディを流していました。ですから、スタンダードナン…
A.ジャズやポピュラー音楽で、長年にわたって受け継がれていく曲です。ロングセラーであり、スタンダードナンバーです。いわば、老若男女誰もが知っているナンバーといえます。
A.アジアの音楽、アラビアの音楽にも多く見られます。その影響を受けたスペイン、トルコなどの支配下にあったギリシャなどでも民謡に出てきます。こうしたものは、定義によって表すものも変わってくるし、使い方にもよるということです。
A.洋楽ではメリスマといいます。一音節の中に5、6の音符で装飾音をつけています。揺らすのは、速さや大きさによって変わります。 自然に心地よくついたビブラートというのも含まれます。ビブラートが乱れたものは、揺れ声といいます。
A.邦楽においては、こぶしといっても、分野や、流派ごとに違っています。よしあしの評価も異なります。 一般には、演歌で歌い手がつける楽譜では表せない節回しでしょう。○○節というのと、こぶしというのは違うのですが、誰々節というようなことで示すこと…
A.日本の伝統音楽、謡曲、民謡などで旋律の合間に装飾的な細かな節を入れて歌い上げる技巧のことです。そこのフレーズのことを指すこともあります。
A.西洋には、音楽の技術は専門学校で教え、総合大学には音楽美学のような哲学系の講座があります。日本には、鑑賞者や批評家を育てるような講座はなかったのです。生の演奏を熱心に聞いてくれる聴衆がいなければ、演奏家も育ちにくいでしょう。
A.この歌は、海外の歌曲の歌詞を翻訳してメロディに当てはめました。 1888年、スコットランド民謡を翻訳して「故郷の空」にしたのを皮切りに、その後、「旅愁」「庭の千草」「埴生の宿」「蛍の光」など、日本風にした歌が教えられました。長い伝承のある自…
A.日本の音楽では、ことばがないものは、あまり流行しません。長唄は初めから器楽曲をつくりませんでした。合方といわれる器楽だけの部分は、気分を変える働きをするためにあります。箏曲、地歌に、「六段の調べ」「きぬた」という器楽曲の名作があるくら…
A.はい、そこに仏教の鐘などが入ってきました。日本の弦楽器の音は、急に立ち上がり、急に消えます。胡弓などは明治維新以降、尺八に代わられます。胡弓は揺れがあったのです。
A.邦楽では語尾の母音を極端に伸ばしたり震わせるものが多いです。能楽の謡や三味線音楽の長唄、清元が、歌謡曲にも受け継がれました。田端義夫の「かえり船」など。
A.様々な流儀や流派があります。家元という制度で、専門家以外にはわかりにくくなっています。能楽のシテ方には5つの流派があります。
A. 古来、日本では、芸能に限らず、あらゆるものに神が宿っていると考えられてもいました。子供のための入門曲や練習曲などは、ありませんでした。
A.日本では江戸時代に庶民が習ったり子供のお稽古事が盛んになります。お琴、三味線、お茶、お花などは、嫁入りにもよかったようです。 寺子屋で読み書き算盤を学び、小説や物語、俳句なども親しまれていました。
A.中国から舞楽を輸入しましたが、舞を退けて、管弦を雅楽として残したところが日本的な特色です。
A.日本では、いつも、どこかから輸入されたものがよいという考え方がありました。地元のものはあまりよくないという考えです。くだってきたものがよいということからきた「くだらない」ということばは、それを表しています。
A.演奏家は「何世」、役者は「何代」で表します。
A.音楽は演奏する人、聞く人、研究批評する人がいて、初めて成立します。
A.日本語で手が人手(で)になったり、木が枕木(ぎ)となったりするのを連濁といいます。tやkの音素が母音の間に挟まれて、dやgの有声音に変化するのです。
A.母音の表では、口の開きの小さい母音は上に、大きな母音は下になるように配置しています。左は舌の盛り上がる位置が前、右は後ろを表します。 母音のアについては、口の開きが大きいだけで、盛り上がる位置で区別されなければいけないのではないのです。…