発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.相手の質問には、どこまで正直に答えればよいのでしょ

A.正直に答えたがために不利になってしまうとしたら、それは目的からは逸脱してしまうことになります。相手は、あなたに関してのいろんな材料を集めたいわけです。そのための質問です。その場で即時、判断されるわけではないのですから、よく考えなくてはな…

Q.面接やオーディションの目的というのは何でしょう。

A.目的だけでいうのであれば、合格することです。自分がどんなに出来が悪く、不満足であったとしても、相手が、魅力を感じてとってくれたらよいのです。逆に、自分の出来がどんなに良く、満足できたところで、落ちてしまえば、その先はありません。ただし、…

Q.面談というのは、免許や資格試験のように実力があれば、合格するのでしょうか。

A.そういう基準のあるものではありません。むしろ、実力のないものを落とし、残りの中でも、欲しい人以外は落とすのです。実力というよりも、向こうが欲しい人材なのかどうか、他に、あなたよりもそれにかなった人がいるのかどうかで、採用が決定されます。…

Q.自己PRがいつも空回りしているような気がします。

A.いつもしていないことを、どんどんとPRしてしまう人がいます。それを自己PRや自分の表現と思っている人もいます。いろんな材料を持ってきて、全てみてくださいというプレゼンもあります。しかし、相手が求めているものを全く出していないなら、コミュニケ…

Q.素直な自分を見せてほしいと言われました。

A.結局のところ、つくっていないと感じさせるあなた自身を出せということだと思います。それは、あなた自身の目的、人生観、仕事観に関しての本音ということになります。

Q.就職の面接における要点は何でしょう。

A.どうしても入りたい会社、どうしてもつきたい仕事なら、それをはっきりと示してもよいと思います。面接において、あなたの希望が叶えられないようであれば、他を探す方がよいかもしれません。あくまでマッチングなので、あなた自身が、その会社を精査する…

Q.どのようにすれば印象を強く与えられるでしょう。

A.よい印象を与えることにこだわるのはよくないと思います。いろんな質問に対する答えを準備しつつも、その場での対応力をつけておくことです。相手の質問は限られているのですから、どうしてその質問をするのか、何を期待されているのかを読み取る力を養う…

Q.就職のためのマニュアルは、役に立たないのでしょう

A.何でも準備して備えることは大切だと思いますし、そこも見られていると思います。ただ、多くの人がそうしている場においては、アドバンテージにはなりません。仕事でも大切なのは、基本を踏まえた応用力でしょう。両方を同時に見られていると思えばよいで…

Q.面接官の反応には、どういうものが多いのでしょ

A.多くの場合は、何かしら訴えてくるものがないとか、ぴんとくるような答えをしてくれないと応募者の対応力の欠如を感じることが多いです。

Q.面接に関して、面接官について知りたいと思います。

A.それぞれによって、かなり事情が異なると思いますが、採用には、それなりの人が当たっていることが多いようです。ただし、面接そのものに関しての情報量は、案外と受ける側の方が多いでしょう。研究して、それなりに対策しています。 面接官は、最終的なと…

Q.採用する人は、どういうところを見ているのでしょ

A.あなたについて目に入る情報、耳に入る情報、すべてを見ています。例えば、決定権のある人以外の人間、事務や受付の人に対する、あなたの対応なども、です。それが、とても雑であれば、必ず伝わり不利になっているのです。見られていると思うと、嫌なのか…

Q.子供っぽい話し方と言われました。

A.話し方は、その言い方に問題があることもありますし、使っている語句が、日常会話の中でしか使えないようなものであると、仕事にはマイナスです。 なんか、ちょっと、すごい、嘘とか本当、チョー、マジ、…。

Q.相手を褒めるのがとても苦手です。

A.まずは、ボキャブラリーとして、次のような言葉を使い慣れていきましょう。 素敵、すごい、さすが、ポジティブ、前向き、かっこいい、爽やか、おしゃれ、センスがよい、似合う、優しい、ていねい、頼りになる、信用できる、安心できる、よく考えられている…

Q.断るときにうまくできません、どうすればよいのでしょう。

A.「申し訳ありませんが、」「残念ですが、」「ご期待には添えません。」など。

Q.忙しそうにしている人には、どのように話しかけるのでしょうか。

A.定型の話し方としては、「今、お時間大丈夫でしょうか」でしょう。あるいは「お忙しいところ申し訳ありませんが」で少し押してもよいでしょう。「ご相談したいことがあるのですが」「お願いがあるのですが」など、クッション言葉を挟みます。

Q.リアクションのバリエーションをもっと知りたいです。

A.大きくは、身体での仕草、ボディーリアクション、とくに手は大きな武器です。表情の変化、声での変化、その上で、言葉や内容があります。 いわゆる、さしすせそ、さすが、知らなかった、ステキ、、、など。

Q.リアクションで困らせている気がします。

A.真面目に受け答えをし、たまに棒読みのような反応をしていくと、話しかける方も困る場合があります。ゆっくりとうなずいて、目で気持ちを伝えればよいわけです。納得したり、真剣に聞いているという表情で、感心してこそ伝わります。相槌もバリエーション…

Q.リアクションに困ることがあります。練習でできるのでしょうか。

A.トーク番組にお手本はたくさんあります。もちろん、芸人だから、許されるようなオーバーリアクションもありますが、切り出し方や間の取り方など、参考にできるところはたくさんあるでしょう。A.

Q.白い歯が見えて、ハキハキと話している人に、なんとなく違和感を覚えました。

A.スポーツ選手や芸能人などでは、日焼けした顔に白い歯をアピールする人が少なくありません。目立って、なんぼの仕事であれば、それもよいことですが、職場において、不必要に目立つ事はマイナスになりかねません。外国人ならともかく、日本の場合は、年配…

Q.トレーニングで、なんとなくテンポが速く話せるようになりましたが、よいことなのでしょうか。

A.目的にもよります。速く話せるのは、話せないことよりも能力としてはよいことです。ただし、その能力をどこまで使うかというのは、ケースによって変わってくると思います。気持ちを込めなくてはいけない場合、例えば謝らなければいけないような場合、テン…

Q.発音や滑舌のトレーニングを毎日したら、なんとなくおかしいとまわりに言われまし

A.トレーニングというのは、どういったことも、意図的に無理をして変えていくことですから、不自然なことです。それが、身について自然に使えるまでに時間的なギャップがあるわけです。ですから、トレーニングしたことをすぐに使うと、思わず、違和感を持た…

Q.歳のせいなのか、なんとなく、咳き込んだり、誤嚥をしたり、舌や頬を噛んだり、老化してきているような気がしてなりません。

A.両方とも関係しているかもしれません。ともかく、話すということがおろそかになってしまうと、飲食に関する機能も落ちてしまうわけです。歳とともに、筋力が落ちて、たるんでくるのはお分かりだと思います。顔や口の中も同じです。一所懸命、使ってみてく…

Q.コロナ禍のせいなのか、話すと、喉や口に、話しづらさを感じます。☆

A.日頃、通学や通勤をしていて、普通に運動していた人が、何ヶ月か引きこもって全く体を動かさなかったりしたらどうでしょう。歩くのに疲れるのと、階段などがかなり困難になったりすることでしょう。話すことも同じように筋肉が使われているわけですから、…

Q.リモートになってから、どうも、相手にきちんと伝わっていないような気がします

A.直接対面のときは、顔が見えるので、口の形や表情などから、相手の言葉を補うことができます。Zoomなども、口の形は見えなくもないですが、かなり曖昧になってしまうので、音声としての発音、滑舌などに問題のある人は、かなり聞こえなくなっているとみる…

Q.自分で言ったつもりで、相手に聞こえていないというのを確かめる方法はありますか。

A.すべて相手がきちんと聞こえていて、理解されていなければいけないというようなケースは少ないのですが、とても大切な話であれば、確認した方がよいでしょう。そのためには、強調していうべきことを、できたらもう一度繰り返してみるとよいと思います。相…

Q.自分ではしっかりと伝えているつもりなのに、伝わってないようで

A.声の大きさや滑舌などが問題になっていることも多いと思います。誰かに指摘されたのなら、聞いてみるとよいと思います。気になっているなら、誰かに聞いてみると、その辺に鋭い人からよいアドバイスをもらえるかもしれません。自分で言ったつもりでも、相…

Q.話しかけられない、相手にスルーされるようにはどのようにすればよいのでしょう。

A.オープンマインドに対してはクローズにするわけですから、目を合わせない、そのために自然と下向きになり、猫背で、腕を組んだりすると、相手は、ガードされているように思います。具合が悪いように、自信がないように、やる気がないように、そういう態度…

Q.相手に話しかけ、話しかけられやすいような態度とはどういうようなものでしょうか。

A.それをオープンマインドといいます。心も姿勢も開いているということです。スポーツでチームで勝って喜び合うときに抱きあったりする、親しい人と久々に会ったときにハグしたりする、そういったときに心も体も開いていて、相手と一体になれるわけです。

Q.一緒に立っていても、私以外の人の方が話しかけられることが多いように思います。

A.本当にそうなのかどうかは疑ってみる必要があると思います。もしそうであれば、多分、その人の方が、相手を受け入れやすいような態度、表情、仕草をしていたのだと思います。例えば、道を尋ねるときでも、そういう人を選びますね、何か話しかけようとすれ…

Q.なんとなく相手の目を見続けることが苦手です。

A.日本人の場合は、あまり相手の目を見続けるのは、よいとは思われていません。ただし、明らかに逸してしまったりすると、それは、余計な感情を持っているように思われかねません。相手が嫌いな場合も、好きな場合も、なかなか相手の顔を正面で見続けること…