発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.なぜ、笑顔で挨拶をしなければいけないのでしょう。

A.そうと決まっているわけではありませんが、相手に敵意がないということを伝えるには、挨拶と笑顔というのは、たとえ愛想笑いであっても、強力なコミュニケーションツールだからです。相手も自分がスルーされてない、認められたということで満足します。

Q.にっこりと笑ってみても、何か足らない気がします。

A.口元は特に見られているところですが、そこだけしか笑ってないようであれば、それは、不自然になります。特に目が笑ってない、となると、表情的には硬くなるわけです。人は、相手の目を見て、本音を判断します。感情も目に出やすいわけです。よく観察して…

Q.写真写りが悪いと思います。

A.これもいろんなケースが考えられます。写真に映るときだけが悪いのか、いつも悪いのかは、鏡を見ればわかるでしょう。表情がない、笑顔でない、などという場合は、表情筋を鍛えてみればよいでしょう。写真を撮るときは、チーズなどと言って口角を上げて笑…

Q.笑顔を作ろうとすると、なんとなく無理が出てくるのですが。

A.そういうのは、笑顔ではありません。少なくとも相手によいイメージを与えるような笑顔ではないので、やめた方がよいと思います。作ろうとしては無理が出るわけですから、日頃から笑顔をしておくこと、それが自然な表情となるように、練習とは言いませんが…

Q.話していて感じのよい人になりたいです。

A.そのように思うのは、あなた自身がそうでないと思い、あなたと違う理想的な人がいるということだと思います。まずは、その人を観察してみて、何が違うのかをリストアップしてみましょう。そしてできるところから、まねてみるとよいと思います。

Q.雑談とか、普通にコミュニケーションのとれる話をうまくできるようになりたいです。

A.このように思う人のほとんどの問題は、話にばかり気をとられていて、見た目、表情や姿勢、態度、相手にどのように見えるかということをあまり意識していないからだと思います。一言も話さなくても、あなた自身は、よいイメージとか悪いイメージを発信して…

Q.いつも話の内容に詰まります。どうネタを仕入れたらよいでしょう。

A.あなたのまわりのネタのある人の話を、見習ってみるとよいと思います。決して大したことを言っているわけではないと思います。ニュースをみたり、日頃、自分の生活の中で気づいたようなことを、言葉にしているというだけではないでしょうか。

Q.コミュニケーション力をつけるには、性格を変える必要がありますか。

A.性格というものが何を指すのかによって変わってきます。性格が変わらないと思う人もいれば変わると思う人もいます。ただ、コミュニケーション力に関しては、別です。単にコミュニケーション力があるように振る舞えばよいのです。性格とかコミュニケーショ…

Q.私は生まれつきコミュニケーション力がないと思います。

A.コミュニケーション力については、生まれつきということはありません。声や話し方と同じで、これまでの教育や自分の育ってきた環境の中で、基礎的なところは身についていくものなのです。それが欠けていると思えば、補えばよい、それだけの問題です。

Q.感じの悪い人と思われているような気がします。どうすればよいでしょうか。

A.身近な人にアドバイスしてもらうことでしょう。相手の顔をしっかりと見ること。姿勢としては背中を伸ばし、表情は笑顔で、その上で声もこもったり、小さな声でないことが最低条件でしょう。見かけ、雰囲気でかなり判断されるものです。

Q.男性ホルモンを増やすための、野菜はありますか。

A.ニンニクと玉ねぎがよいでしょう。アリシン、アリイン、アホエン、イソチオシアネートが含まれています。ブロッコリー、カブ、ニラ、らっきょうもよいでしょう。切ったり、すりおろさず、丸ごとがよいです。

Q.男性ホルモンを増やすためには、何を食べればよいのでしょう。

A.テストステロンの原料はコレステロール、油ですから、肉を食べた方がよいということになります。霜降り肉だと油が多いので、赤身、特に豚肉がよいでしょう。肉は必須アミノ酸を手っ取り早く補給できるのです。ですから、長生きする人は肉を食べるというの…

Q.ストレッチで見落としがちな部分はどこですか。

A.肩甲骨の周辺や、広背筋、脇や肘などの筋肉が使われていません。使わないと、筋硬直を起こし、これは、血液循環量の低下によるうっ血状態ですから、凝りで疲れが出るわけです。ですから、ほぐしておくとよいでしょう。

Q.なぜストレッチをしなくてはならないのでしょうか。

A.しなくてはならないということではないのですが、身体の動きなどに不自由を感じるのであれば、そういったことで行った方がよいということです。もともと4足歩行の動物だった人間は、もっと柔軟に、あらゆる筋力を使っていたわけです。特に腰から上について…

Q.歩き方についてチェックしてください。☆

A.出す方の足は、かかとから着地します。少し肘を振りながら歩き始めます。反対側の骨盤を少し前に出して、体重をその足のかかとの外側に乗せて進んでいきます。足先は上げます。 地面の上をずらすような歩き方はしないことです。両肘は体の先から前に出しま…

Q.男性より、女性の方が寿命が長いのはなぜでしょう。☆

A.女性ホルモンの血管保護作用は、男性ホルモンより強いのです。50歳以降、心筋梗塞、脳卒中といった血管トラブルでの男性の死亡率が高くなってしまうのです。その他、メンタル的な影響も大きいと言われています。

Q.呼吸で、ランナーズハイみたいなことを感じられますか。☆

A.神経伝達物質であるセロトニンが、ゆっくりした呼吸の繰り返しで分泌されると、精神的に安定しリラックスできるでしょう。しかし、高揚感をもたらすようなβ-エンドルフィンや内因性カンナビノイドといった脳内物質は分泌されませんから、ハイにはなりにく…

Q.いきむことで、大きな力が出るのはなぜでしょう。☆

A.いきむとは、息を吸った後、腹筋を収縮させて息を吐こうとしながら止めることです。腹腔内の内圧が高まり、体幹を強く固定することができます。大きな声を出すのも、このことと連動しています。

Q.深い呼吸をすると、身体中に酸素が行き渡るのでしょうか。

A.それはイメージに過ぎません。いくらたくさん呼吸しても、必要な分だけしか組織には酸素が取り込まれません。使われない分は肺に戻ってきます。

Q.呼吸で取り込まれた酸素はどのぐらい体で使われているのでしょうか。☆

A.驚くことに、4分の1くらいです。つまり、肺の肺胞で、新たに酸素と結びつくヘモグロビンは、4分の1で、4分の3は、動脈から静脈を通ってそのまま肺に戻っているということです。

Q.少し吸ってたくさん吐けるようにすることがよいのでしょうか。☆

A.ニュアンス的にはそうかもしれませんが、吸わないと、その分しか吐けないのですから、瞬時に吸気してゆっくり均一に吐くことができるというふうに捉えた方がよいでしょう。呼吸というのは、吸気と呼気で、その時間や換気量のスピードには違いがあります。…

Q.呼吸のトレーニングによって、呼吸数を増やし、速くできるようにするとよいのでしょうか。☆

A.呼吸数を増やすのではなく、呼吸をゆっくりとできるようにすることの方が大切だと思ってください。呼吸筋が働くにも酸素が使われるのですから、できるだけ効率よく、酸素を取り入れた方がよいのです。トレーニングで速く吐くトレーニングがあっても、その…