発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q1416.最近気づいた癖なのですが、私は顔を脱力させると、鼻からしか息が吐けず、そのまま声を出すと鼻に抜けたような声になってしまうのです。口周りをすぼめるようにに力を入れると、口から吐くことも可能なのですがこうすることによって声を出すことは何か弊害はありますでしょうか?またこの癖は、口周りの筋肉が弱いことが原因で、鼻から抜けてしまっていると考えてもいいのでしょうか。

A.基本的に顔、特に口、下、顎には力はいりません。鼻から息を吸うと鼻からしか息が出ないということはまずないです。なぜなら、普段の会話も普通に話せるからです。声帯に息が通り声帯が振動して声になるわけですから、直接鼻声になることはないと思います。(生まれつき鼻声の人は例外)口をすぼめてしか声が出ないというのは、自分の声を聞きすぎているのではないですか?力がはいる事は、いいことではありません。口の周りの筋肉が弱いというのは、気にし過ぎないことも大事です。(♭Σ)