A.まずは、正しい呼吸をすることが必要です。いわゆる腹式呼吸です。肩が上下したり、吸った時に音が出るような浅い息をしていてはいけません。肋骨が広がるように意識をして、楽な呼吸をします。
次に、ハミングをして、楽な喉の状態がどんな状態がを知ります。
ギュッと声帯を締め付けるのではなく、軽く合わせる感じ。それでため息のようにハミングをします。
このハミングのときに、鼻の中に菜箸を入れて、目の後ろの方まで通したイメージをします。
その菜箸が入っている(と想像している)ところを大きく開いたまま息を(声を)出します。その部分が共鳴です。
または、良い匂いのものを嗅いだときの鼻や喉の状態。大きく開いてますね。
もっと解りやすく言うと、あくびをかみころした時、目も、鼻も、口の奥も大きく開いてますね。
そこを開いたまま、開いたところを意識して声を出します。
そこが共鳴する場所です。
低音(地声)は胸に響かせます。
これも押して力づく出だすのではなく、ため息の要領で、響きが副鼻腔から胸に変わるだけで、喉を閉めるのとは違います。
共鳴している時は、自分ではあまり自分の声が聞こえません。
自分で自分の声がよく鳴ってるなあと思うときは、意外と共鳴していなくて、外には大きな声に聞こえないものなのです。(♯Å)