A.まずあなたがライブでどんなパフォーマンスをしたいのでしょうか?どんなテイストにするのか、漠然とではなく、しっかりと見えてなくてはいけません。自分がやりたいこと、その中でできること、そして聴きにきたお客様が楽しんでくれること、この3つが揃っていることです。自己満足の世界を見せられたのでは、お客様は「お腹いっぱい」の状態で、飽きてしまいます。
ライブにテーマを持たせる、またはストーリー性のあるものにする、または起承転結のように、組み立てられていることが必要です。
ですから、長時間歌う場合、同じようなテイストの曲ばかり並んでは、聴いている人は退屈するばかりなので、途中、違うジャンルのものを入れる、とか、新しいジャンルにチャレンジしてみる、など、お客様がホッと一息つけるような構成にするのです。
その中ではMCも大切です。ワンマンライブはその人となりが顕著に現れます。
ただ声がよいだけ、歌がうまいだけでは面白みがないものです。
歌と歌の間に歌手が話す事柄こそが、お客様のハートを掴むものですし、より一層そのライブが楽しいものとなるのです。
ステージ上でのパフォーマンスも、見ているお客様が恥ずかしくなるようなパフォーマンスはしないこと。やるのなら堂々とやって、お客様の心を掴みましょう。そして、最終的には自分が楽しんでいる姿を見せること。
そうすれば、きっと場の雰囲気は和んできて、楽しいライブになるでしょう。(♯Å)