A.まずは、正しい音を覚えるということ、そして、歌ってみるということが大事です。人によって、苦手な音程はあると思います。曲の中でも、どうしても、ここは、というところがあると思いますので、そこを集中して練習することが大事です。または、サルバトーレマルケージやコーリューブンゲンなどの教本を使って練習するのもよいですが、そういった教本は、義務感になりやすいので、好きな曲を歌いながら、練習するのが一番よいと思います。音程も理屈ではなく、感覚的なものです。音をイメージして歌うようにするといいと思います。そして身体で覚えるような感覚も必要です。音程は、テンポが速い時、とりにくいことが多いです。そういったときは、いろんなリズムで歌ってみるのも、よい練習です。また、鼻で音程がとれるように、ハミングで練習するのもいい方法だと思います。いずれにしても、時間をかけて練習する必要がありますが、必ず、やっただけ、身になりますので、あせらず、根気よく、練習することが大事です。発声のことも、気をつけながら、腹式呼吸を意識しながら、練習しましょう。曲数を、1曲ずつ、丁寧に仕上げていけば、だんだんに苦手な音程も、上手く歌えるようになります。(♯Ω)